【書評】迷路の外には何がある?
迷路の外には何があるの続編となる「チーズはどこへ消えた?」を英語の勉強も兼ねて、原著版(Out of the Maze)を読んでみました。
前作同様に比較的読みやすい童話ながらも、人生のヒントとなるような考えを授けてくれます。
概要
待望の「チーズはどこへ消えた?」の続編となる今作。
小人もついにチーズを探す冒険に出かけるが、また窮地に陥ったり、新しい出会いがあったりと童話の中で、私たちのキャリアやビジネスにおいて活かせる教訓がたくさんあります。
おすすめ度:
読みやすさ:
- 過去の思い込みや成功例に執着している人
- 努力を続けているが現状が変わらないと感じている人
- 行動変容を恐れている人
- うまくいっていない古い考えや価値観を捨てる
- 希望を抱き行動する
書評

サンクコスト:今までのしがらみを捨てる
使わない重たいバッグを持ち続けているせいで、疲労困憊になってしまう描写がある。
今までのお金や時間を費やしたものをほど手放せなくなる、いわゆるサンクコストバイアスのせいで悪循環から抜け出せなかったのだ。
私たちの社会や日常生活でも同じようなことはないだろうか?
- いつまでも古い考えや価値観を持っている
- 上手くいってないのに昔と同じやり方をしている
- 1年以上使わない服や家具
- 嫌いだけど関わり続けている人
自分の信条の中にミニマリズムがあるが、物や人間関係だけでなく、考え方も含めてうまくいってない、使わないものは捨てていきたいと思う。
希望に向かう
迷路の外には何があるか分からない。けれど楽しいかもしれないし、チーズよりもリンゴよりも美味しいものがあるかもしれない。だからこそ進む価値がある。
将来への希望に上限は無いし、自分が想像している以上に楽しいことだって起こりうる。だからこそ試す価値がある。
現状に大満足ならそれでいいと思う。けれど現状維持ならともかく悪循環にはまっているのなら、古い考えを捨て、希望を抱き、行動する必要があるのでないだろうか。
終わりに
サンクコストバイアス、苦手だと思っていながら大学で学んだ学部で将来に繋げようとして、職業選択を失敗した自分にはこの話はめちゃくちゃ刺さりました。
今は向いてないと思う職業選択や夢は諦めて、新しく自分の長所や興味を探求中です。
過程は辛いかもしれないが迷路の外に抜け出す人生がいいのか、それともずっと文句を言いながら回し車の上で走り続ける人生がいいのか。
正解は無いと思うし、人生で耐える時間も必要だ。けど前者の方が絶対わくわくすると思うし、失敗しても得られることもあるし、後悔がないと思う。
最後に、もうちょっと恋愛関係に発展すると思ったけど、そこまではいきませんでしたね。まあ童話ですからね。でもこの先いい関係になりそうとちょっと想像したり(笑)
いつか恋人というよりも一緒に笑い合いながら頑張れるパートナーが欲しいものです…(苦笑)
