【書評】GRIDやり抜く力
仕事が本当に辛くて逃げるように辞めた。
辞めてよかったと思うと同時に、逃げ癖みたいなのがついてる気もしていた。
トヨタの期間工で働いている時に、何とか半年の満了までやり抜きたいと思いこの本を手にしました。
概要
ペンシルベニア大学心理学教授のダックワース氏によるあらゆる成功に必要な能力であるGRID(やり抜く力)について書かれた本です。
YouTubeでも話題になりました。
おすすめ度:
読みやすさ:
- 学業、スポーツ、仕事で成果を上げたい人
- 何事も最後までやり抜きたい人
- 指導者や保護者など教える立場の人
- 成功にはGRID(やり抜く力)が必要
- 努力は才能の2倍に作用する
- 人生の上位目標のためなら、やめてもよい
(ただし、上位目標だけは諦めない) - 個人でやり抜く力を伸ばす方法
興味:楽しみながら、関心を育てていく
練習:高い目標に向かって、改善を繰り返す
目的:自己実現と社会貢献の両立を目指す
希望:成長マインドセットが楽観的思考に繋がる - 他者のやり抜く力を伸ばす
・優しくも厳しい指導
・やり抜く環境に身を置かせる
書評
成功にはやり抜く力が必要
あらゆる成功者には才能だけでなくGRID(やり抜く力)が強いことが数々の研究で明らかになった。
やり抜く力とは情熱と忍耐力のことであり、この力が努力を助長し成功に導くと著書では語っている。
そして努力は二重に影響する。
努力×才能=スキル スキル×努力=達成
このように成功には才能だけでなく、やり抜く力と努力が必要不可欠である。
人生の哲学、何でもやり続ければいいわけではない
この本を読む前は脳筋そうで、とりあえず続けることが大事と説くだけかと思いきや何でも最後まで続けることではないと書かれている。
上位の目標(人生の哲学=人生で成し遂げたいこと)のためなら、その下の目標は諦めて別の方法を試みることも大切である。
世界一の投資家バフェットは、「25個将来描いているキャリアを書き出し、そこから優先順位の高いものを5個選びなさい。そして残りの20個は捨てなさい」と教えたそうです。
まさに選択と集中ですね。

グリッドを内側から伸ばす
個人でやり抜く力を伸ばす要素は、「興味」「練習」「目的」「希望」の4つである。
〇興味
・努力は楽しむには勝てない
・最初からこれだという発見よりもこれ興味あるかもを追求していく
〇練習
・高いストレッチ目標
・集中して目標達成に取り組む
・改善し続ける
〇目的
・自身の欲求と他者(顧客や家族、社会など)の貢献の両方に目的を見出す
〇希望
・成長思考→楽観的思考→粘り強さ
グリッドを外側から伸ばす
親や教育者として他人(特に子供)のやり抜く力を伸ばす方法が書かれている。
- 厳しい要求をしながらも、支援は惜しまない
- 課外活動は1年以上は継続させる
- やり抜く集団、環境の中に入る
終わりに
最初はとにかくやれの脳筋本だと思ったら数々の研究からやり抜く力を考察されており大変勉強になる。
ただ一番興味深く、驚いたことは上位目標のためなら辞めても良いという点。
確かに方向性が間違っているのにただ努力をしても時間と労力の無駄になってしまう。
留学、ワーホリとやりたいことはたくさんあるけど、人生の哲学や人生で成し遂げたいことみたいな目標が定まっていないし、辞め時の判断も難しい。
まずは人生のゴールと今やってることを最後まで続けることを習慣にしたいと思う。
