【書評】体力が全て
概要
本書は日本からアメリカへ渡ってドクターをされている有好信博氏によって書かれました。
自信の経験から体力の定義、維持、向上を読みやすくまとめられた本で、たくさんの論文が引用されているが、専門家でない一般のビジネスパーソン向けに読みやすいのが特徴。
アスリートに求められるような身体的体力にフォーカスしているわけではないので、そこには注意されたい。
おすすめ度:
読みやすさ:
- 体力をつけたいビジネスパーソンや学生
- 表面的な健康医学について学びたい人
- 体力には、最大体力、実効体力、余力がある
- 健康的な生活は体力を維持する上で必要、それ+運動で最大体力を向上させる
- 体力を短期と長期で管理する
書評
体力の定義と向上
ビジネスパーソンや学生がイメージする体力には、主に3つありそれぞれに違うアプローチ方法がある
- 最大体力
体調が100%の時の体力 - 実効体力
現時点で出力できる体力 - 余力
体力の残量
最大体力を向上させるには、休息と負荷をセットで考える必要がある。負荷が高すぎれば、オーバーワークになり疲労困憊になるだけだからである。
運動を日常的に取り入れ、有酸素運動による心肺機能の向上と筋トレやストレッチなどのトレーニングを少しでも取り入れたい。
回復には質の高い睡眠と食事がセットになる。
実効体力は睡眠、運動、栄養、水分、心理的ストレスに影響される。俗に言う健康的な生活が一番効果がある。
余力を残すには、負荷を減らすことが大切になる。
・考える負荷→過情報を避ける、情報の整理整頓
・中断の負荷→中断の前にメモを残す、通知はまとめて処理する
・環境の負荷→換気、騒音を減らす、適切な明るさ
・体の負荷→痛みを減らす、長時間の姿勢固定を避ける
時間戦略
時間戦略として、数分~1日の短時間と1週間~1ヶ月の長期で時間戦略を考えることができる。
- 時間戦略:数分~1日
・仮眠
・水分補給
・換気
・短い休憩
・適度な運動
・翌日に向けた睡眠 - 時間戦略:週~月
・起床時間の一定
・週単位で疲労を考える
・可能な範囲で、身体的トレーニングを取り入れる
最後に
まとめると思い浮かべるような健康的な生活を送りつつ、水分補給や換気、メモを残すなどちょっとしたことで余力を残したり、体力向上を目指すことができる。
僕自身は、ショート動画やSNSなどで脳のリソースを奪われてしまうことがあり、疲れているときの方が使用する傾向があるから気を付けたいですね。
1日の疲労だけでなく、1週間単位での疲労度と運動時間を記録して体力のマネージメントに努めようと思います。
(現在、スプレッドシートで作成中)
