【書評】The Long Game ~今、自分にとっていちばん意味のあることをするために~
概要
著者はアメリカで有名なコーチでもありながら数々の教育現場で活躍し、「世界のトップ経営思想家50」にも選ばれたドリー・クラーク氏によって書かれた「The Long Game」の日本語訳版です。
人生というロングゲームをプレイするための長期視点やキャリアを成功させるためのポイントについて、著者の経験をもとに書かれています。
おすすめ度:
読みやすさ:
- キャリアについて考えている人
- 今の現状(仕事や学業)が辛いと感じている人
- 将来、自分にとっての成功をしたい人
- 余白を作る
忙しさで紛らわさない - 空いた時間で挑戦(実験)する
- やりたいことには開始日を設定する
- 長期的に物事を進め諦めない
- 利己的な人間関係に走らず、win-winな関係を築く
- 仕事の中で、オアシス(自分が落ち着ける時間)を設ける
書評
余白を作る
自分にとって不要なものを徹底的に排除する。
現代人は目の前の仕事に没頭することで本当に必要なことから逃げてしまうことがあると述べている。
たとえ短期的には魅力的なオファーがあっても断る必要がある。
新しいことを実験する
できた余白の時間を使い、キャリアについて考え、自分にとってやりたいこと(キャリアアップ、起業、趣味、興味あることをビジネスに繋げるなど)に時間を使う。
Googleが採用していたように、20%の時間を自分の興味があることに時間を費やし、小さな挑戦(実験)を繰り返す
イーロンマスクのように、お金と時間を全ツッパした成功者もいるが、その陰に埋もれた人も山ほどいることも忘れてはいけない。
挑戦というと失敗を恐れてしまうような響きがある。
挑戦ではなく、実験。失敗を前提として始めてみる。
そして必ず「開始日」を決める。
そうでないといつまで起業ややりたいことを始めない。
そして最後に諦めず続けることが重要だ。
例え失敗に終わったとしても、別の形で成功することがある。失敗から学べることがあるし、その過程で培ったものは絶対に財産になる。
人間関係
短期的で利己的な人間関係はいい人間関係を生まない。
著者は「最初の1年間は何も頼まない」と述べている。
長期のネットワーク作りは、お互いの興味あることについて繋がったり、時には助けになってくれる。
無期限のネットワークは、相手からの見返りを求めない関係性が必要。親友や夫婦に近い関係なのかなと感じた。
長期や無期限にして、利己のためのコネクションではなく、win-winの関係を築くことが大切である。
長期で戦うためのオアシス
長期で戦うために長期視線を持つこと以外に大切だと思ったことを紹介したい。
それは日々の仕事の中で「オアシス」を取り入れることだ。
- 1日に1回娯楽の時間を取り入れる。
- 週に1度は早めに帰る。
- 年に1度はバカンスに行く
そしてこれらの予定も前もって計画しておき、実行できるように仕事を進めていく。
感想
純粋に読みやすくて面白いなと思いました。
前回読んだ「20代で人生は決まる」で、将来について行動しなくちゃと思った矢先に、この本では余白の時間でキャリアアップに繋げる時間の作り方と使い方が紹介されていました。
今後は進学や起業などやってみたいことはあるので、必ず開始日を決め、それに向けて時間を費やしたいと思います。
