【書評】不完全主義
概要
全米ベストセラーの「限りある時間の使い方」の著書であるオリバー・バークマン氏によって書かれた本。この世に完璧はなく、不完全で有限性のある人生を受け入れることの大切さが書かれている。
単元がDAY28にまとめられており、1日1章で読み進められるのが特徴的。
おすすめ度:
読みやすさ:
- 完璧主義者
- 人生の満足感が無い人
- 自分の有限性(時間、環境、能力)を受け入れる
- 選択とは、代償を受け入れること
- 完璧な状態は無意味
- 量的指標を目標にする
- 今を生きる、この瞬間を楽しむ
書評
自分の有限性を受け入れる
全てが手に入る・コントロール可能のような幻想をいだいてしまいがちだが、自分の有限性(能力、環境、時間)を受け入れる。
今から医者になるのも可能かもしれないが、それよりも目の前の仕事を一生懸命頑張った方がいいのかもしれない。
人生にはたくさんの選択肢がある。例えば、不満があるけど今の奥さんといるか別れるか。ずっと一緒にいても不満があるし、別れれば子供にとっては悪影響になる。
つまり選択とは代償を受け入れることである。
完璧な状態を待ち望んではいけない。例えば最高に集中できる時間とデスク環境を用意したとして、急に子供が部屋に入ってきたらその瞬間に計画が台無しになる。
だから多少不満があったとしても、完璧な状態を待つのではなく行動し続ける必要がある。
コントロールできるもの
結果や環境などの質を目標にするのは、コントロールできないため意味が無い。
時間や数などのコントロール可能な量的目標を設定するべきである。
例
- 1日30分読書をする
- 1日10個アイデアを出す
今を生きる
目的志向型の人間、例えば学生の頃は社会人のために頑張り、大人になってからは老後のために頑張り、老後になってようやく自分の人生を歩むような人になってはいけないと説いている。
最近では、思い出作りのための写真を撮るのに一生懸命な人やせっかくいい結果が出ても素直に喜べずにこれが本来の実力のはずと捉えてしまう人が多い。
もちろん将来に向けて勉強なり仕事を頑張ることは大切である。しかし、今を楽しむことも同じくらい大切だし、実現可能である。
感想
この本を読んで心がスッと軽くなった気がする。
完璧な状態(不安や不満が無い状態)は一生訪れないし、そう感じても今度は少しのネガティブなことにストレスを感じてしまう。
だから今の状態を受け入れて楽しむことが大切だと思うようになった。
将来はサイドFIREして、気候のいいところに住みたいとか考えていました(もちろん今も検討はしている)。けれど、お金の不安は一生消えることはないだろうし、雨が降る度にせっかくここに引っ越したのにと思うのも嫌だなだと。
将来のために今を犠牲にするつもりはないが、将来のために勉強などできることは頑張りたい。勉強も頑張りながら今を楽しみ、これでいいと満足しながら過ごしてみたいと思う。
