【書評】人生は20代で決まる
概要
メグ・ジェイさんによる人生における20代の大切さを説いた本です。
TEDトークでも視聴回数が多く、20代の若者や20代と接することの多い教育関係者や保護者の方に読んでもらいたい一冊です。
科学的根拠に基づく見解や筆者の体験談から20代ですべきことがまとめられています。
おすすめ度:
読みやすさ:
- 20代の人
- 保護者
- 教育関係者(高校や大学の教員など)
- 若手を担当するマネージャーなど
- 結婚、育児、定職、キャリアなどが全て先延ばしにされている可能性がある
- 弱い繋がりが思いもよらない可能性を与えてくれる可能性がある
- 30代以降の妊娠は流産や障害のリスクが高くなる、男性も同様にリスクが上がる
- 人生を逆算して、行動する
書評
全てが先延ばし
現代社会ではひと昔前と違って全てが先延ばしにされる傾向がある。
結婚、子育て、進学、就職など。高卒で働くだけでなく、大学や大学院を卒業してから働くことを考えれば、20代の後半くらいで働き始めて結婚するのも不思議ではない。
ただ真剣ではない恋愛関係や後期出産、定職(日本でいう正社員のことを指しているのだと思われる)に就くのが遅く、20代を無駄にしているのが問題だとしてしている。
こうした資格も仕事経験も何かに熱中したこともないアイデンティティー・クライシス(日本語で言うと自己の崩壊?)ではなく、その逆のアイデンティティー・キャピタル(自己の形成?)をするべきと筆者は説いている。
弱い繋がりの大切さ
一見大したことのないような繋がりが思いもよらないことに発展することがある。
恋愛関係に発展したり、ビジネスチャンスに繋がったりするからだ。
相手に見返りを求めるTAKER(テイカー)になるのもよくないと思うけれど、人との繋がりを大切にして、win-winの関係を気づくことが大切だと思う。
恋愛、結婚、出産
恋愛については、ただ楽しい遊ぶだけの関係や肉体関係ではなく、将来のことについて真剣に話し合い、一緒に過ごせるパートナーを20代のうちに探すことを筆者は説いている。
出産についても近年晩婚化が進んでおり、30代や40代での出産も耳にするようになった。
しかし現実は、女性の妊娠率は28歳くらいがピークで、30代や40代の流産や障害も持って産まれてくる子供の割合は、20代の数倍もしくは10倍程度高くなることを知る必要がある。
また男性も若くて健康の方が妊娠に好影響を与えるのは間違いない。
また同じバックグラウンドや性格が似ている者、神経症的傾向が低く、感情コントロールができる人がパートナーとして相応しいと述べられている。
人生を逆算して考える
難しいかもしれないが、人生を逆算してどうしたらハッピーエンドな人生を送れるのか、20代をどう過ごせばいいのかを計算することが大切である。
そうすると進学や結婚、定職に就くことなど20代にしなければいけないことが見えてくる。そして自分という人間を確立することが大切であると述べられている。
感想
20代後半なのでちょっと焦りもある中、この本を購読しました。
20代は大切とか、20代にすべきことなど色々情報があるけれど、情報が科学的に述べられている点でとてもよかったです。
今ワーホリに来て、色々な面で体験できないことをしているけれど、それと同時に大したキャリアに繋がっていないのも事実。
このまま稼いでサイドFIREしたいなとか日本は人手不足だし仕事は何とかなると思っている自分がいる。
価値観、進学や資格取得、正社員として定職に就くなど20代のうちにしておきたいと思いました(どんなに遅くても30代前半)。
結婚に関しては、恋愛とほぼ無縁の自分には想像ができないけれど、ただ「楽しい、大好き」だけの恋愛は卒業する必要があるなと感じました。
まずは、お金を貯める、経験をする、本を読む、自分と向き合う、進学する、仕事に活かせるスキルや資格を取得するなど少しずつ頑張っていこうと思います。
